ミノキシジル

タブレットよりも育毛剤を使用すれば体毛増加の心配も無い

ミノキシジル製剤で育毛を開始しようと思っているなら、ロニテンやミノタブのようなタブレット(内服薬)よりも、まずは、育毛剤である「ローション・フォーム・スプレー」でのAGA治療を行った方が体にも負担は無く安心です。

しかも、頭頂部だけでなく前頭部(M字ライン)に使用した場合にも同じように血行促進をしてくれる事で、発毛できる可能性があるという事が解っています。

では、外用薬である育毛剤と内服薬であるタブレットは、同じミノキシジル製剤でありながらどのような違いがあるのか。そのメリットやデメリットについて確認していこうと思います。

タブレットでの副作用として、頭髪以外の体毛が濃くなる事があります。
他にも、血圧低下やめまい、動悸、嘔吐や吐き気を引き起こす場合があります。また、血圧降下剤を使用している場合や低血圧の場合は、使用が制限される場合もあります。

一方、育毛剤のミノキシジルでも、肌に合わなければ頭皮のかゆみや湿疹、かぶれを引き起こす場合もありますが、今では、アレルギー症状が出にくいように改良されている製品もあり、以前のように、「育毛剤はかぶれるから無理」と決め付ける必要もなくなっています。

頭皮のかぶれというのは、ミノキシジル育毛剤に含まれる基材成分であるプロピレングリコールに対するアレルギー反応なのですが、ミノキシジル育毛剤には、低アレルギータイプとしてプロピレングリコールの代わりにグリセリンに置き換えられている製品があるので、アレルギー反応を最小限に抑える事が出来ます。

今では、低アレルギータイプも販売されています。
また、液状のまま乾くのが遅いことが原因で、細菌が繁殖し肌荒れや発疹の原因ともなりかねませんが、今では速乾性タイプや乾きの良い泡状タイプなども製品化されています。

ミノキシジル育毛剤の基本的な使用方法

  • 1mlを1日2回(朝・夕)に1回ずつ塗布する
    →1mlより多くしても、回数を増やしても効果は同じ
  • 塗布後は患部にまんべんなく伸ばし、軽くマッサージする
  • 塗布間隔は、8時間~12時間 (製品による)

液体タイプローションタイプであれば、付属のスポイトで量を確認する事ができます。
また、スプレーが可能でノズルが付属しているタイプは、大体半プッシュで10回すれば1ml。しっかりプッシュすれば、6回~7回程度と言われています。

使用方法もタイプにより多少の違いはありますが、ミノキシジル製剤を1ml患部に塗布するという基本的な使用方法は一緒です。

頭頂部だけでなく前頭部生え際にも効果的

ミノキシジル育毛剤は、以前までは、頭頂部にのみ効果的で前頭部の生え際には効果が無いと言われてきました。ですが、今は、製品によっては、前頭部の生え際への使用の有効性を示唆する説明が書かれている製品もあり、M字後退の食い止めにも有効です。

特に、ミノキシジルマイルドプラスローションを販売しているポラリスのシリーズでは、頭頂部だけではなく前頭部の生え際に関する情報も書かれています。

実際に効果があるかどうかは試してみなければ解りませんが、頭頂部だけでなく、前頭部の薄毛に悩む場合も試してみる価値はあります。

効果の現れは早ければ2ヶ月、遅くても4ヶ月

効果の現れには、体質や生活サイクル、毎日まじめに行っているかなど、色々な状況が重なり個人差が出ますので、確実にどのくらいで効果が出ると断言は出来ません。ですが、早ければ2ヶ月、遅くても4ヶ月で効果がが現れると言われています。

最低2ヶ月。この期間を効果を期待して辛抱し続けられるかも、AGA治療における重要な要素なのかもしれません。

また、新しい髪の毛の生え変わりの準備として、初期脱毛が起こることがあります。
これは、新しい髪の毛が生えてくる為の好転作用なので、副作用の心配はありません。ただし、2週間以上経過しても改善されない場合は、使用の一時中断、もしくは、専門医へ相談するようにしましょう。

AGAに関する相談は、専門のクリニックや皮膚科で行っています。

医学的に認められた育毛剤を使用しているのにも関わらず、抜け毛が増えて頭皮が目立つようになってくると使用を中断したくなるものですが、その後の改善を目標に、毎日の取り組みをあきらめない事でAGA治療が次の段階へと進みます。

プロペシア(フィナステリド)もタブレットによる治療

AGA治療には、二つのアプローチとそれぞれ有効成分があります。

  • 抜け毛を抑える → フィナステリド
  • 発毛を促進する → ミノキシジル

どちらも、AGAに効果的という事が臨床的にも明確になっていて、関連製品も多く販売されています。これから育毛を開始する場合、どちらをメインにAGA治療すれば良いのか悩む場合も多いと思います。

フィナステリド(プロペシア)は、AGAが進行してしまい、まずは、抜け毛を食い止める事で薄毛を改善するという目的の方が適しています。育毛剤というよりは、抜け毛防止薬とした方が正しいでしょう。


一方、ミノキシジルには、血管を拡張する機能があるので、滞りがちになった毛根へと血液を運搬し抜け毛を減らして、元気な髪の毛が生えてくる環境に改善されていきます。

このように、フィナステリドもミノキシジルもタブレットが存在しますが、どちらも、頭皮環境の引き換えに、身体的な影響をもたらします。フィナステリドは、男性ホルモンに関わる事で、精力減退作用などを引き起こす場合があるのです。

これらを踏まえると、育毛剤のみでAGA治療できる可能性を持っているのはミノキシジルのみなので、段階的に考えても、まずは、育毛剤から始めてみるのが内服する事での身体的なリスクを気にせずAGA治療を始めることが出来ます。

ロゲイン以外にも製品が豊富

ミノキシジルを含むロゲインは、元々ファイザー製薬が開発した製品ですが、その後は、ジョンソンアンドジョンソン(J&J)の子会社が販売権を所有しました。

今では、ロゲインと言えば、J&Jとなっていますが、ロゲイン以外にも様々なミノキシジル製剤があります。

また、配合割合も5%、7%、10%、15%と複数存在している事、主要成分のミノキシジル以外にも、複数のアミノ酸やポリフェノールなどが配合されているもの、アレルギー反応が出ないように改善されているものなどの登場で選択の幅が広がりました。

ミノキシジル育毛剤は、基本的に男性限定の製品ですが、女性用に開発されたロゲイン2%(女性用)など、男性の薄毛だけではなく、最近増えている女性の抜け毛対策としても利用が増えています。

効果の度合いを見ると、内服すれば体毛が濃くなる程の強い働きが現れるので、そちらの方が良いと考える場合もあるかもしれませんが、内服タイプのミノキシジルは、最初は顕著に効果が現れるものの、その後は、一進一退を繰り返すようになります。

これは、体に薬に対する耐性が付き、効き目が薄れてきている状態です。
このように、効果にムラのある内服薬よりも、健康的にも効果を考えても、体に悪い影響なく薄毛が改善される可能性のあるミノキシジル育毛剤から始めてみるのが良いと言えます。

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